痛みがとれて金属で補綴されると、それで治ったと思いがちです。実はそこに落とし穴があります。治療が終わった後のお手入れが大事なのです。
従って多くの場合、比較的治療の早い段階で、歯磨きのトレーニングをさせていただくため、他の歯科医院に比べ、治療期間が長くなる傾向にありますがその重要性をどうぞご理解ください。
当院では、むし歯や歯周病になってしまった方の治療はもちろん、むし歯や歯周病にならないように、また治療の終了した方が、また同じ苦しみを繰り返さずに済むように、予防とメンテナンスに力を入れています。
残念ながら、むし歯で歯が欠けたり、痛みを感じ始めて初めて来院される方が大半なのですが、それでは崩壊が大きいため、どうしても金属による修復が必要になったり、ひどいときは神経を取らなければならなくなります。最近は奥歯でも金属の詰め物や被せものを避ける風潮にあり、世界的に共通した流れになっています。
しかし、現状の保健医療では小さいむし歯なら何とか白く治せても、被せものとなると白くするには保険が使えず、8万から10万円かかります。すなわち、健康な白い歯は1本10万円程度の価値があるということです。むし歯にならないように、削ったり、被せたりしないで済むように予防と健診を定期的に繰り返すことがもっとも経済的なのです。
基本的に当院では、必要最小限の治療を心がけていますので、むし歯も、進行の止まっている可能性があったり、進行が遅いものについては、適切な歯磨き習慣とフッ素入りは磨き剤やフッ素塗布による歯の質の強化で、削って詰める治療を避けられると考えています。そのため、定期的に様子を拝見させていただき、進行の様子を専用のレーザー機器で確認し、治療の必要性の有無を客観的に評価できるシステムを作っています。
フッ素塗布や歯周病のメンテナンスは、3〜4カ月ごとの来院をお薦めします。それは、一度お口の中の細菌をきれいに除去しても、細菌は生物ですから、徐々に増殖し、またもとの量に戻ってしまいます。この期間がだいたい3〜4カ月といわれています。ただし、歯磨きや歯並びの状況によって、かなり個人差がありますので、必ずしも全ての方に当てはまるわけではありません。 |