
機能美という言葉がありますが、きちんと機能しているものは無駄がなく、形も洗練されているものです。歯や歯並びにもまさにそれが当てはまります。きれいに見えれば、噛み合わせもいいし、噛み合わせがよければきれいに見える。実しさと機能性は、切り離すことができないのです。
1本1本の噛み合わせは悪くなくても、全体を見たときに上の歯の右側が下がっているとか、平面の噛み合わせが狂っているということがよくあります。そういうところから治していくと、口もとが非常にきれいに見えてきます。
「白い歯になりたい!」
一口に歯を白くしたいと言っても、始める前のコンディションで治療方法はさまざまです。
すでに詰め物が複数入っている方では、詰め物の変色でまだらになっているので、ホワイトニングでは被せ物や詰め物の部分は白くなりませんから、削って被せてしまう方がきれいになります。被せ物の変色では、被せ物を作り直して対応します。


お茶・コーヒー・紅茶・コーラやワインなどによる着色、タバコのヤニなどはクリーニングで落ちますが、日常的に摂取している場合には、しばらくするとまた着色してしまいますので、ホワイトニングではそれほど効果が長持ちしないので向いていません。くりかえし3~6ヶ月おきにクリーニングする方がいいでしょう。
タバコのヤニによる汚れ
茶渋による着色