当院では、矯正装置による違和感や、歯磨きしにくいために虫歯ができやすくなる等のデメリットを、最小限に抑えるために、できるだけ短期間で治療を仕上げるように心がけています。12才臼歯が生えきる13才まで矯正装置を外せないので、9才で矯正を始めれば4年間、10才で始めれば3年間、装置を付けたままということになります。そのため、できるだけ治療開始時期を遅らせて、第一臼歯と前歯が生えそろった10~11才ごろ治療を開始するようにしています。ただし、歯並びの問題が、顎の骨格の成長を妨げているような場合には、発育を促すために8~9才ごろ始めることもあります。
なお、患者さんの要望にできるだけ沿うように、心がけていますので、遠慮なくお知らせください。特に、下の歯並びは気にしていないから、上だけキレイにして欲しいというご要望が多いです。これに関しては注意が必要で、上の歯並びだけが変わると、噛み合わせが変わり、奥歯がよく噛めなくなってしまうことや、どこで噛んでいいか分かりにくくなってしまいます。また、下の歯並びの不正をそのままにしておくと、矯正終了後の安定が不十分で、“適正化”という現象の結果、歯並びが矯正治療開始前の状態に戻ってしまうことがあります。費用はかかりますが、上下一緒に直すことをおすすめします。
きれいな笑顔は美しい歯ならびからといいますが、笑顔からこぼれる白い歯は、健康な明るさと健康美をあらわしてくれます。歯ならびが整っていると唇の形やあごのライン・お顔のかたちがきれいになります。
良い歯ならびはむし歯や歯周病から歯を守るので、削ったり詰めたりといったほかの歯科治療の必要が少なくなり、いつまでも自分の歯でおいしくお食事ができます。治療にともなう時間やお金の無駄がはぶけます。治療によるメリットは一生続きますから、長い生涯を考えたら正しい歯ならびにしたいですね。
欧米では悪い歯ならびは虫歯同様一つの病気と考えられており、それらが引き起こす弊害を真剣に受け止めています。ですから矯正治療を受けさせてあげるのは親の責任の一つと認識されていて、高度な教育と同じように子供の将来性にかかわると考えられています。社会人になる前に子供が通過する受験面接やリクルート面接まで考慮に入れて、お考えいただきたいと思います。
【成人矯正】
矯正前
矯正後
【小児矯正】
矯正前
矯正中

バーコードを携帯電話で読み取るだけで簡単にアクセスできます。